地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>43087 たまたま？さん

> 内暈はブライトさんがおっしゃるように果たして本当に多く見られる現象なのでしょうか？

私は、内暈の発生頻度はかなり高い、と上に書きました。
しかし、多く見られるかどうか、となると話は別です。なぜなら雲の厚さによって発生したり消えたりを繰り返しますし、せっかく発生しているのにそれに気づかない人が大半だから、です。内暈が通常の生活の視線の高さの範囲で発生することは稀で、たまたま外にいる人でも、わざわざ視線を上に向けて、眩しい太陽を手や建物で遮る、といった配慮をしないと見えないことが多いからです。

たとえば、こちらの動画をご覧ください。
http:/
/youtu.be/XOCWfe97pb4

これは私が2014年3月9日の日中ずっとカメラをまわして空の雲を撮り続けた画像を早送りしたものです。
この日は気圧の谷が通過し、巻層雲が発生しやすい気象条件でしたが、内暈ができたり消えたりを繰り返していることがわかると思います。

また、内暈の発生原理はこのようにきちんと解明済
http:/
/butterflyandsky.fan.coocan.jp/sky2/sky.html#naiun

という事実がありますから、これを否定するなら、これをさらに上回る材料を整える必要があるでしょう。

> ブライトさんは311発生時の気象庁の最初の判断で地震の大きさを過小評価してしまったことにより甚大な被害を出してしまったことと同じことしようと必死に努力されているようにしか見えなくて仕方がないです。

気象庁の判断ミスの原因は、観測史上経験のない規模の地震だったため、あてはめるべき既存のモデルが存在しなかったからです。

私が申し上げているのは、内暈はきちんと解明済の現象であり、たまたま？さんの経験の引き出しに入っていないという稚拙さが、解明済みの事実を未解明側に押し戻したり、別の現象にすり変える理由として使えることは決してない、ということです。もちろん、内暈が発生する理由として既知モデルの他にも地震前兆によって発生する場合が将来発見される可能性を否定するものではありません。ただし、その可能性が肯定できるのは、既知モデルをきちんと理解した上で、その既知モデルの中にかくかくしかじかの想定モレがあったと判明した場合、あるいは原理は不明のままでも構いませんので、正しい統計処理をして「内暈」と「地震」の発生状況との間に相関関係が認められる場合、のいずれかに限られます。

内暈が発生しても大きな地震が発生しないケースが多く存在する、という事実に目をつぶる一方で

> 初めて大きなハロを見た数日後に駿河湾で大きな地震がありました。

といった的中事例にのみ重み付けをする、という不公正で偏った見方から傾向を導けたつもりになることは我々の日常生活の中にもよくありますが、それは「ジンクス」でしかなく、科学的手法ではありません。

> こうやっていつまでもアナタの自己顕示欲の為に多くの方が警戒をとかれてしまった際の被害拡大の危険をはらんだら行為を行うつもりですか？

> アナタが地震前兆でない場合もあるとの意見されたあと何度大きめ地震も含め発生したことか数えられませんよね？

私は地震が起きるか起きないか、については何も申し上げていませんし、内暈が発生しようがしまいが、大きめの地震は常に数えきれないほど発生し続けているという前提は誰しも知るところです。私は「内暈」と「地震」の関係を肯定する材料はなにも存在しないという客観的事実と、普遍的な科学的手法を紹介しているに過ぎませんし、それらの中に私の主観は一切含まれていませんので、その違いを混同しないでください。

内暈は天気が崩れる時には、ほぼ例外なく出現します。それを目撃できた幸運を警戒行動の発動に結びつけるのは個人の自由ですが、逆に言えば内暈を目撃しなければ警戒しないのでしょうか？あるいは直接目撃せずとも、私のように日中カメラをまわし続けた中に内暈が写っていれば警戒行動を発動するのなら、24時間365日警戒し続け、という意味のない状況に陥るだけです。

> 前兆現象であるかないかの判断は一個人の意見によって左右されるべきものではありません。

その通りです。では、どのように判断されるかご存知ですか？

「その現象が発生した後の地震の発生頻度」
「それ以外の時の地震の発生頻度」

の比較結果に統計学的に有意差がある場合です。ほとんどの皆さんがはまってしまうのは後者を省みず前者だけを取り上げる、つまり比較をしないという誤った手法です。このような間違った手法で導いた予知まがいの情報が人の命が救うことは決してありません。

>>43099 匿名１号さん

> Bライトがいくら否定しても地震は起きる。

私は、ある現象と地震との関連を肯定する材料はまだ見つかっていないという事実を紹介していますが、地震が起きるか起きないかについては何も申し上げていませんので、それを混同するのはやめてください。

> 大地震の時だけに前兆が起きるわけではない。

地震の規模に関わらず同じ前兆が起きるのなら「前兆を防災対策に役立てることは不可能」と匙を投げるのと同じことですね？
また、毎日のように起きている小規模な地震まで含めるのであれば、絶対にはずれることのない的中率100%ですが、そこにはもはや前兆としての意味が消失していませんか？