地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

少し古いニュース見つけました。

●12年11月22日、独立行政法人海洋研究開発機構の発表

地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画〜掘削機器の一部損傷と掘削計画の変更について〜

10月3日から24年度の海底下860mから3,600mまでの掘削を計画のうち、海底下約2,000mまで掘進したが、海象の急変により機器の一部に損傷が生じたため、24年度の計画を変更することになったそうです。

11月18日、低気圧の通過に伴う風速30m/秒の強風及び4.8ノットの強潮流により「ちきゅう」の定点位置保持が困難となり、船及び掘削機器の安全を確保するため、船体と掘削孔を接続するライザーパイプを海底に設置した暴噴防止装置部分で切り離しました。

切り離し後、ライザーパイプが強潮流によって傾斜し、ライザーパイプ上部が船体に接触し、その際ライザーパイプ上部に接続された機器を損傷しました。

★計画変更について
損傷した機器がないため掘削は行えないため、作業は中断し、掘削孔を保護した上で平成25年度に掘削を再開。
・平成24年度の残りの期間は、平成26年度に実施を予定
・平成24年11月27日　新宮港沖で資機材の交換
・平成25年1月13日までに　清水港入港
平成25年度以降の南海掘削計画の詳細については未定とのことです。