地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> 昨日から月がとても明るく、今日はオレンジなので、今日明日あたり気をつけて下さい。

月の「明るさ」と「色」を気にするなら、月が浮かぶ空の高さとセットで確認することが不可欠だ
なぜなら
・低い位置なら、暗く、赤〜オレンジ〜黄色に見える
・高い位置なら、明るく、白く見える
のが普通のことだからだ
昼間は直視できないほど眩しく純白色の太陽が、朝夕の低い位置なら眩しさが減って赤〜オレンジ〜黄色に色づくのと全く同じことだ

> 10月頃のは夕方少し大きいと思うぐらいでした。

童謡「月」の歌詞にも以下のように歌われている通り、
〜〜〜〜〜〜〜〜
出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が
〜〜〜〜〜〜〜〜
地平線付近の月は、錯覚のため、高い位置にある時よりも大きく見えることが知られているため、誰でも簡易測定できる以下の方法を推奨する

月の直径は約0.5度

これは月を地平線（0度）から天頂（90度）まで並べると180個分という意味で、ちょうど腕を伸ばした先に持った五円玉の穴（5mm）の大きさとほぼ等しい

普段からこの方法で簡易測定して比較する習慣をつけておけば、錯覚の正体がはっきりするだろう

> 輝く月というのは普通より明るいです。

どんな高さで目撃したか、とセットで認識する必要がある

月の明るさを決める要素は「月相（月齢）」と「大気による減光」の二つだけ

低い位置の月の光は大気中の長い距離を通過してくるため、減光の影響を強く受けるため暗くなる
高い位置の月の光は大気中の短い距離を通過してくるため、減光の影響が小さいため明るく輝いている

なお、以下のような負荷のかからない防災対策であれば、2〜3日限定でなく、月の色や明るさには関わらず、常に継続すべきはずだ

> 今の時期は暖かく動ける格好で寝る
> 大事なものをあらかじめポケットなどに入れておく
> 靴を近くに用意する
> クッションやあればヘルメットなどを近くに置いておく
> 重いものは高いところから下ろしておく
> ガスの元栓は使ったら止めるようにする
> お風呂のお湯を抜くのを洗う前にする
> など、パニックにならない心構えをしておきましょう(^ ^)