地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

>>2426 ミカエルさん

> 十勝地方中部のＭ６．５のあともコロナホールの影響が出ています
> 今日は昼間にフィラメント噴出到達するので先週の磁気嵐の影響と重なってまだ危険な状態です

《コロナホールの影響》や《磁気嵐の影響》と判定するためには、

(1)その影響が原因であることの決定的証拠（単に「○の後に起きた」だけでは不十分）
(2)「それ以外の影響の可能性」も検討した結果、それらを否定できる状況があることのこ確認

のいずれか一方が必要ですが、ミカエルさんはどちらをどのようにして確認されたのでしょうか？

> 宮城県も電流が来ているみたいですね

宮城県には、普段どういう電流が流れていて、今回それとは違うどういった電流が観測されたのでしょうか？

これは、一昨日の新年会でも紹介した
「人間この信じやすきもの　迷信・誤信はどうして生まれるか」
http:www.amazon.co.jp/gp/product/4788504480/
という書籍の目次です。
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２：何もないところに何かを見る
ランダムデータの誤解釈
　ランダムな事象の誤認知
　因果関係の理論づけによって間違った考えがさらに補強される
　統計的回帰現象の誤認

３：わずかなことからすべてを決める
不完全で偏りのあるデータの誤解釈
　信念と合致する情報の過大評価
　仮説に合致する情報だけを探そうとする傾向
　隠れたデータや欠損データのもたらす問題
　自己成就的予言ー隠れたデータがもたらす問題点の特殊例

４：思い込みでものごとを見る
あいまいで一貫性のないデータのゆがんだ解釈
　期待や先入観の功罪
　期待や先入観の現われ方
　科学的発見のゆがんだ解釈
　玉虫色の解釈と玉虫色の期待
　成功失敗の記憶と情報の一貫性

５：欲しいものが見えてしまう
動機によってゆがめられる信念
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人間が本来持っている心理特性として「思い込みに支配され、実際にないものまで見えたと錯覚していることに気づかないことがある」のが判明していますが、ミカエルさんの現状はちょうどここです。

科学や研究の発達の歴史は、こういった人間の心理特性による「かたより」を排除して、真実を見つける手段を試行錯誤しながら高めてきた歴史でもあります。それをふまえて、この本は以下の章で結ばれています。
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１１：誤信への挑戦
社会科学の役割
　科学教育の価値
　社会科学者の義務
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現在ミカエルさんが着目されている諸々の現象が、実用的な地震予知に対する成果を上げるか否かは、ミカエルさんが今後、社会科学者の義務を果たすこと、すなわち、これら「かたよりを排除する工夫」にどれだけ力を入れるか、次第と言えます。

Amazonなら中古が半額程度で買えます。ミカエルさんの連日の徹夜の努力が「無駄な空回り」になることを避けるために、ぜひ内容をご覧になってください。