地震前兆の目撃報告が集まる掲示板

> コメントする常連は、
> 誰ひとりとして前兆を知らないから、
> 投稿できないと思うよ。
> それは、コレコレで説明できるから前兆じゃない
> と否定するのみでしょう。

目撃された現象が、地震前兆を原因として引き起こされた可能性を想定するのと同時に、もし、別の原因でも発生するという知見がすでにあるならば、この分野に関心のある人達の間で共有しておくことは、今後、地震前兆の実用性を高めるための「集合知」の底上げに欠かせないはず

このような紹介行為を、この掲示板では「否定」と解釈し、批判する人が後を絶たないのは残念なことだ

> 貴方の言ってることは解析の方ですよね。 この掲示板は素人の集まりです。 専門家がいる訳でもないですし貴方が求める掲示板はここではありませんよ。
> 誰でも投稿できない原因の1つにあたる指摘を貴方が作っていることに気付いて下さい。

我々素人が「世にはびこるデタラメな手法によるインチキ予測を見分ける方法」として知っておくと、きっと将来何かの役に立つだろう

地震雲や地震前兆の分野とは、様々な人たちの「集合知」でもって「判ったこと」を少しずつ増やしてゆこうと工夫を重ねながら取り組む現場でもあり、

・すでに判ったことだけを「判ったこととして扱う」
・まだ判ってないことは「まだ判らないこととして扱う」

という丁寧な取り組みが欠かせない

そこに

・すでに判っている現象なのに「未解明の現象として扱う」
・まだ判ってないことなのに「すでに判ったこととして扱う」

といったデタラメが混入すると、たちまち「集合知」は「衆愚」にすり換わってしまい、その丁寧な取り組みは足を引っ張られてしまう

こういった、ごくあたりまえのことを語っただけで「上から目線の意見は不快」だの「ムカつく」だのと反発する人が出て来るのもまた、この分野の特徴でもある

議論の対象が「不快／ムカつく」のレベルに止まる限り、この分野の発展は永遠に望めない

そのレベルから卒業し、「解明はどこまで進んだか／どこから先が未解明か」という本来の議論ができるレベルに移行できる日は果たして訪れるのだろうか

人には、熟れた果実や秋の紅葉など「得体が知れた赤」は積極的に楽しむ一方で、
「得体が知れない赤」に対して正反対の印象を抱く心理特性が備わっている
（血を連想する危険回避本能だろうか）

夕焼けの赤はもちろん、得体が知れた、楽しむべき赤であることは人類何万年の知識経験として蓄積されたが、現代人にはそのような知恵は受け継がれなかったうえに、都市生活を送る者は夕焼けが発生する時間帯に空を見る回数そのものが激減している

古代人が現代人を見れば、なんと退化したことか、と嘲笑されることだろう